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講師への依頼文はどう書く?

講演会の成功は、依頼する講師選びに大きく左右されます。そして、その第一歩となるのが講師への依頼メールです。適切な依頼メールは、講師に対して信頼感を与え、スムーズなやり取りを実現します。

ここでは、講師への依頼メールを作成するときのポイントや注意点について解説します。

依頼メールの基本構成

講師依頼メールには、以下の要素を含めるのが一般的です。それぞれのポイントを押さえ、魅力的で分かりやすいメールを作成しましょう。

1.件名:メールを開いてもらうための工夫

講師は多忙なことが多いため、件名でメールの目的が一目で分かる工夫が必要です。たとえば、以下のような件名が適しています。

  • 「【講演依頼】○○セミナーの講師をご依頼させていただきたい件」

2.宛名:正確な敬称を使うポイント

宛名を間違えると信頼を損ねる可能性があります。事前にリサーチを行い、正式な肩書きと名前を確認しましょう。

  • 「○○大学 教授 ○○様」
  • 「株式会社○○ 代表取締役 ○○様」

3.挨拶文:自己紹介と依頼の背景を簡潔に

冒頭では、簡潔に自分の所属や役割を伝えます。また、講演を依頼する背景や目的を述べることで、相手の理解を深めます。

例:
「突然のご連絡失礼いたします。私、○○株式会社の○○と申します。このたび、貴重なお時間をいただきたく、ご連絡させていただきました。」

4.本文:講演内容や希望日時の具体的な提案

本文では、以下の情報を具体的に伝えましょう。

  • 講演テーマの概要
  • 希望日時や場所(柔軟性を示す)
  • 講師を選定した理由

例:
「当日は『○○』をテーマにご講演いただきたく存じます。日時は○月○日(○曜日)の午後を予定しておりますが、先生のご都合に合わせて調整も可能です。」

5.締めくくり:返信をお願いする際の配慮

最後に、相手の負担を軽減するような配慮の言葉を添えましょう。

例:
「ご検討いただけますと幸いです。お忙しい中恐縮ではございますが、ご都合のほどご返信いただけましたら幸いです。」

メール作成時に注意するべきポイント

依頼メールを作成する際には、以下の点にも注意しましょう。

  • 簡潔で明確に:相手に余計な負担を与えないよう、必要な情報だけを記載します。
  • スケジュールの柔軟性:希望日時を提示しつつ、講師の都合に合わせる姿勢を示します。
  • 専門分野を考慮:講師の実績や専門分野をリサーチし、依頼内容とマッチしていることをアピールします。

好印象を与えるメールのテンプレート例

以下は、実際に使用できる講師依頼メールの例です。

件名:講演依頼のご相談について(○○セミナー)
本文:〇〇

○○大学 教授 ○○様

突然のご連絡失礼いたします。○○株式会社の○○と申します。
このたび、○月○日に予定しております「○○セミナー」において、ご講演をお願いしたくご連絡差し上げました。

当セミナーは、○○を目的としており、先生の専門分野である○○について、ぜひお話しいただきたいと考えております。ご多忙の中恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。

詳細は以下の通りです:
- 日時:○月○日(○曜日)午後○時〜○時
- 会場:○○会館○階(オンライン対応も可)
- 講演テーマ:「○○(仮)」

お手数をおかけしますが、ご都合をお知らせいただけますと幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。

○○株式会社
担当:○○ 連絡先:○○

講師依頼後のフォローアップの重要性

依頼メールに対する返信が来た後も、フォローアップは非常に重要です。具体的には以下のような内容を含めましょう。

  • 日程や講演内容の最終確認
  • 講演当日に必要な資料や設備の確認
  • 講演終了後のお礼のメール

講師依頼メールは、企画担当者としての信頼を示す第一歩です。上記の内容を参考に、丁寧で分かりやすいメールを心がけましょう。

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