講演会の費用相場とは?
講演会を開くためには、講師への謝礼・交通費の他に会場を借りる費用、機材のレンタル料、会場スタッフの人件費、講演の広告宣伝費など、さまざまな経費がかかります。講演に必要な諸経費の相場について、費目ごとにまとめました。
講演会にかかる費用の内訳
講演会を開くために必要な費用は大きく分けて講演料、会場費、その他経費の3種類です。
- 講演料
講師に支払う費用。講師や同行者に支払う旅費などが含まれる場合もある。 - 会場費
会場を借りる費用。映像・音響機器のレンタル費用が含まれる場合もある。 - その他経費
問合せ事務局費、運営人件費、広告費など
講演料
講演料は依頼する講師の知名度や経験によって異なります。以下に目安を記載しますが、講師や条件、依頼する講師派遣会社などにより費用が異なります。
また、下記講演料以外にも交通費、ヘアメイク費などが別途必要になる場合もあるので、詳細については問い合わせをしてみると良いでしょう。
※参照元:Speakers.jp公式HP(https://www.speakers.jp/feature/fee/)
- セミナー講師・人権・福祉などがテーマの講師・文化人など:15~30万円
- オリンピックメダリスト・監督・有名作家など:31~60万円
- タレント・俳優・コメンテーターなど:61~100万円
- 有名タレント・トップアスリート・頻繁にテレビに出る文化人:101万円~
会場費
会場費は、開催時間、開催場所、参加者数などの条件によって変わります。参加者の人数や規模を決め、それに合った定員数の会場を選びましょう。
講演会開催にあたり、映像・音響設備、椅子やテーブルといった設備などが必要となりますが、会場によって会場費に含まれている場合と、別途レンタル費用がかかる場合があるので確認が必要です。
以下で、東京で10時~18時の間、貸会議室を使用した場合の相場の目安を紹介します。
※参照元:NEWSBASE公式HP(https://www.newsbase.co.jp/blog/event-knowhow/seminar-expenses-really-are-we-really-going-to-take-a-single-bodycost-reference/#%E4%BC%9A%E5%A0%B4%E8%B2%BB)
- 30名規模:10万円前後
- 50名規模:20万円前後
- 100名規模:30万円前後
その他諸経費
講演会を開くための費用として、講演料と会場費以外にも以下のような諸費用が必要となります。
下記以外にも、準備にあたりさまざまな費用がかかるので、専門家に相談することをおすすめします。
- 広告費
- 事務局運営などの人件費
- 講演会の企画・コーディネート費用
- チラシや案内状、グッズの制作費
- 講演会の撮影・録画費用
- 運営スタッフの人件費
- 音響映像機材のレンタル料
- 懇親会の会場費や飲食費
全体を通しての費用相場
ここまで見てきた、講演料、会場費、その他の費用を合わせ、東京都内で平日の日中に貸会議室を借りて、100人規模のセミナーを開いた場合の、おおよその相場感を見てみましょう。
※参照元:アイミツ公式HP(https://imitsu.jp/cost/event-planning/)
- 講演料金:15万円~100万円
- 会場レンタル代:15万円~30万円
- その他諸経費
事務局運営などの人件費:15万円~25万円
企画・コーディネート費用:5万円~15万円
チラシや案内状、イベントで流す映像の制作費:20万円~35万円
ここでの相場感は、安くても70万円程度と見込まれます。
このほか、スタッフや講師の移動費、司会や受付スタッフの人件費など、さまざまな経費がかかってきますので、多めに見積もっておくことをおすすめします。
まとめ
講演会にかかる費用は講師や規模により異なるので、講師派遣を専門で行っている会社に相談することをおすすめします。
以下では、講演方式別おすすめ会社を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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おすすめ講演依頼サービス会社を見る
THREE SELECTIONS
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講演依頼サービス会社おすすめ3選
講演会を成功させるには、誰を対象にどのような目的で開催するのかを踏まえたうえで、講演依頼サービス会社を選ぶことが重要です。
誰に向けた講演会を開くかをもとに、講演会の開催形式ごとでおすすめの講演依頼サービス会社をご紹介します。開催する内容をもとに、気になる講演依頼サービスをチェックしてみてください。
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画像引用元:Speakers.jp
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